教室体験記 ~大学生編 その2~

新型コロナによる自粛がまだまだ続いておりますが、当教室は何とか通常通りの授業を行っております。教室内はひとクラス最大7名までとし、1時間ごとの換気に適度な加湿、こまめなアルコール消毒を行っております。そして生徒の皆さんには手洗いやマスクの着用をお勧めしています。今後も感染の状況を注視しながら、出来る限りいつも通りの授業を続けていきますので、皆様のご協力をよろしくお願いします。

さて今回のブログは前々回に続き、この春大学を卒業して就職される教室生の体験記を作品と共にご紹介します。第2番手は東京経済大学からメンテナンス関連会社に入社予定のY.Aさんです。当教室には3年半通っていただきました。

 

当教室では随時新規生徒さんを募集しています。まずは見学もしくは無料体験で教室の雰囲気を体感してみてください。ご希望の方はこのホームページ内の「申込フォーム」、もしくはお電話にてお気軽にお申し込みください。

Y.Aさんの体験記

私は大学に通いながら絵の勉強も並行したいと思い教室に通いました。主に静物デッサン、細密描写、石膏デッサン、自画像デッサンなどを経験しました。特に勉強になったのは石膏デッサンです。静物でありながら人間に近い表情の彫刻を、鉛筆のみで表現するのが難点でした。彫刻という複雑なモチーフだけに影の付け方が一定でないことで、色のトーンもいつも以上に意識する必要がありました。そういった試行錯誤から時間は相当かかりましたが、色味や明暗、質感を表現する感覚を少なからず学べたかなと思います。教室には約3年半通いましたが、好きなものに向き合って追求できる空間での勉強はとても貴重な時間だったと改めて感じています。これからは社会人になってあまり好きなものを率先して出来なくなるかもしれませんが、ここで学んだことは「描く力」だけでなく「観る力」でもあるので、そういった学びを今後の何かに活かせていけたらと思っています。ありがとうございました。